品格とは?
こんにちは、チャーリーです。
いやー、8月ももう終わりますね。8月は1番好きな季節なんですよー
なんかこう自然の力強さを1番感じられるというか。。。
さようなら8月!ようこそ9月!!
っていうことで、今日は『品格』について考えたいと思います。
(前ふりが全然関係ない。。。)
なんか最近、品がある人って素敵だなぁとよく思うんですよ。
例えば、大江麻理子アナウンサーってとても魅力的だなって思うわけですよ。
話す言葉も綺麗だし、立ち居振舞いも完ぺきですね。大江さんすごいです!
「品格とはなにか?」を考えるときに、チャーリーは外しておかないといけないフィルターがいくつかあると思っています。それは、権力、財力、社会的地位など、、、これらは、人の目を曇らせてしまう要素だと思うんです。
では、「品格とはなにか?」
改めて考えてみると難しいですね。チャーリーは、品格って何かなーと思いながら、
なかなか答えを出せずにいました。ということで、ひとまずグーグルで検索してみましょう!
【デジタル大辞泉より】
その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。
んー品位?品位を調べよう!
【wikipediaより】
品位とは、気品や品格、人品などともいい、個人ないし特定の団体が、礼儀や節度や人徳、気高さに富む様をいう。
なるほどー
「品格=品位」ってことですか?
調べれば調べる程、無限ループになっていくような。。。
つい最近、チャーリーは、「品格とはなにか?」のヒントをカズオ・イシグロさんが書いた小説『日の名残り』のなかにみつけました。
- 作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
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日の名残りをご存じの方も多いかもしれませんが、少しだけご紹介します。この小説は1989年刊行され、ブッカー賞(イギリスの文学賞。世界的に権威のある文学賞の一つ)を受賞した名作です。
内容は、英国の名門家に一生を捧げてきた老執事が自身の半生を回想し、職務に忠実なあまり断ち切ってしまった愛を確かめるさまを描いた物語です。この中に、「品格とはなにか?」のヒントが書いてありました。
【以下、日の名残りより引用】
品格の有無を決定するものは、みずからの職業的あり方を貫き、それに堪える能力だと言えるのではありますまいか。
並の執事は、ほんの少し挑発されただけで職業的あり方を投げ捨て、個人的なあり方に逃げ込みます。そのような人にとって、執事であることはパントマイムを演じているのと変わりません。
ちょっと動揺する。ちょっとつまずく。すると、たちまちうわべがはがれ落ち、中の演技者がむき出しになるのです。偉大な執事が偉大であるゆえんは、みずからの職業的あり方に常住し、最後の最後までそこに踏みとどまれることでしょう。外部の出来事にはそれがどれほど意外でも、おそろしくても、腹立たしくても動じません。偉大な執事は、紳士がスーツを着るように執事職を身にまといます。
公衆の面前でそれを脱ぎ捨てるような真似は、たとえごろつき相手でも、どんな苦境に陥ったときでも、絶対にいたしません。それを脱ぐのは、みずから脱ごうと思ったとき以外にはなく、それは自分が完全に一人だけのときにかぎられます。
もう、答えは出ましたね!笑
おそらく、品格って様々な要素から成り立っていて、説明することが難しいのだと思います。だから、こういった例え話しの方が妙に説得力があるように思います。
さぁ、品格を身につけて魅力的な人になりましょう!!
じゃあまたね⌒☆