Banksy

こんにちは、チャーリーです。

今日は、チャーリーが一番大好きなアーティストについて語りたいと思います!

そのアーティストの名は。。。

 

『 Banksy 』(バンクシー

ご存知の方も多いかもしれませんね。
Banksyはイギリス出身のストリートアーティストです。バンクシー自身は、プロフィールを隠しているため、その他の情報はほとんど知られていません。

 

チャーリーが簡単に、Banksyについて説明します。
ざっくり言うとBanksyは、路上の壁に絵を描く人です。普通は、路上の壁に絵が描いてあっても落書きだと思われ、見向きもされないでしょう。それどころかすぐに消されてしまいます。しかも違法です。


しかし、Banksyが壁に絵を描くと状況が一変します!
2007年、彼の作品はイギリスの競売会社のオークションで、計6点が「約8500万円」で落札されました。2013年には、ロンドン市内にあった彼のストリートアートが壁から切り抜かれ、オークションにかけられました。匿名の購入者により「約1億800万円」で落札されました。(驚!!)


そんなBanksyのもとには、企業の商品とのコラボレート依頼等が寄せられるのですが、ほとんど全て断っています。世界のトップ企業であるソニーナイキマイクロソフトなどのオファーを断っています。(凄!)


なぜ、Banksyの作品にそれだけの価値があるのか?

 

それは彼特有のメッセージ性の強い作風にあると思います。

 

反資本主義・反権力など政治色の強い作品があります。
例えば、パレスチナ問題に対しての作品だったり、
消費者主義に対しての作品だったり、
移民問題に対しての作品だったりします。

 

常にBanksyの作品にはメッセージが込められています。
それもかなりセンシティブな問題に対してのメッセージが多いように思います。

 

最近、Banksyはパレスチナ人自治区のガザで、新しい作品を残しています。

2014年7月に始まったイスラエルによる「ガザ侵攻」でパレスチナ人の家屋1万8000棟が瓦礫と化し、2014年にガザ地区で行われた8回の空爆では、多数の子供たちが殺害されています。

そんな中、Banksyが残した作品がこちらです。

 

f:id:Charlies:20150315115606j:plain(Banksy  banksy.co.uk/ より引用)

ガザ地区の悲惨な状況がわかりますよね。
なぜ、ここにBanksyは猫の絵を描いたのか?
↓↓↓

「猫のグラフィティの前で、近所の住民にコレは何だ?」
と尋ねられたバンクシーはこう答えたそうです。

 

自分のウェブサイトに写真を投稿して、ガザの破壊された姿に焦点を当てたい。ネットの住人達は、子猫の写真しか見ないものだから

 

こういう手法を取ることによって、ガザ地区の現状をより多くの人に知ってもらえる。というBanksyの想いが伝わってきますよね。


チャーリーは、Banksyの作品が好き過ぎて、Banksyのストリートアートを巡る旅をしたことがあります。これについては、今後のエントリーで書いていこうと思います!

 

なぜ、チャーリーがこれ程までにBanksyが好きなのかというと、彼は、常に人々に対して問題提起をし、イギリス人らしいユーモアあふれる切り口で、問題を考えさせるきっかけを与えてくれるからです。

 

そこが彼の作品の一番の魅力だと思います。


そして、最後にこの写真を載せたいと思います。

 

f:id:Charlies:20150315120223j:plain(The Huffington Post UK より引用)

「強者と弱者の間の紛争を無視しようとするとき、われわれは強者の側に立つことになる。中立になるのではない」(壁に書かれている言葉)

 

 

 

じゃまたね⌒☆